【My機材紹介】Fractal Audio Systems “Axe-FxⅡ” B’z用プリセット “Bogner Lead (2003年用)” 2021年版

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  【My機材紹介】Fractal Audio Systems "Axe-FxⅡ" B’z用プリセット "Bogner Lead (2003年用)" 2021年版

     

  


【My機材紹介】Fractal Audio Systems "Axe-FxⅡ" B’z用プリセット "Bogner Lead (2003年用)" 2021年版

こんばんは、ひいろです。

前回は、僕のメイン歪"Bogner Rhythm (Uberschall)"のAxe-FxⅡでのプリセット/設定値を 、2021版として紹介いたしました。
今回も引き続きリクエストに応じて、僕のメイン リードトーン"Bogner Lead (2003年用)"のAxe-FxⅡでのプリセット/設定値を、2021年版としてご紹介いたします!

    【目次】

  1. 本記事の背景、目的
  2. コンセプト、説明、補足
  3. システム系統図、プリセット設定値
  4. プリセット使用動画
  5. 今回のまとめ、次回について

1. 本記事の背景、目的

why

本記事の背景、目的は下記3点です。

【1-1. リクエスト対応】

・本件の趣旨です、リクエストありがとうございました。リクエスト頂いた方以外にも有用そうな内容については、記事化の可能性があります。

【1-2. プリセット更新報告】

以前公開したシステム構成プリセット公開音色コピーチャレンジから1年以上経ちました。その間に細かくアップデートしているので、改めて更新版の設定値を掲載します。

【1-3. 故障、買換えに備えて】

Axe-FxⅡも発売から10年、そろそろ同機種の入手も難しくなってきているため、他機種でも再現できるようにしておきたいところです。FM3ではDSPパワー不足によりやりたい事全部は出来なさそうなので、FM9が欲しい今日この頃です…!

Fractal Audio Systems 『FM9 Amp Modeler/FX Processor』

2. コンセプト、補足、留意事項

目標、ゴール、達成条件

公開にあたってのコンセプトや補足を記載します。

【2-1. コンセプト】

本プリセットの目標音色は、2003年 『BIG MACHINE』、『LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"』の音色です。主要機器構成がほぼ同じである2003 ~ 2008年までは、本プリセットを多少チューニングする事である程度カバー可能と考えています。また、当時作成したプリセットはこちらです

基本的に「ボーカルをオーディエンスに聞いてもらう」ため、バンドにおけるアンサンブルを重視して音作りしています。音抜けを意識するのはリードパートでもギターソロ演奏時のみです。

音色の芯をしっかり/綺麗に出すため、原音(ドライ)とエフェクト音(ウェット)を分離しています(システム系統図は下記参考)。詳細説明はこちらをご覧ください。

1998年 『SURVIVE / LIVE-GYM '98 "SURVIVE"』の接続図

1998年 接続図

2004年 『TMG I / TMG "Dodge The Bullet" Tour』の接続図

2004年 接続図

【2-2. 補足、留意事項】

プリセットはこちらのGoogle Driveからダウンロードしてください。
・命名規則や注意事項は上記Google Drive上のファイル「000_注意事項、命名規則.txt」をご覧ください。
・接続構成は「Tak BDC → Axe-Fx II → CARVIN "DCM200L" → Marshall "1960A" → SHURE "SM57"」を想定しています。
スタジオ練習等でSM57を通さない場合は、キャビネット接続向けのグローバルEQにて「4kHz:+3db、8kHz:+2db」しています。
・下記図のようにプリセット内の「Sendブロック→Returnブロック」の信号ラインを使用するため、Send・Return端子に機器を接続すると、音色が変わる可能性があります。
センドリターン
同じ設定にしても、環境により音色が変わる可能性があります。
情報量が多くなり過ぎてしまうため、音色の軸となるブロック及び設定値のみ掲載とさせて頂きます。
・プリセットによっては、拡張性のために設置していても不使用のブロックが含まれています。
・今後のアップデートにより、設定値が変わる可能性があります。

3. システム系統図、プリセット設定値

チャレンジ

・システム系統図は下記図の通りです。プリセットの各設定値は下記画像の通り、黄色枠のブロックが対象です。

【3-1. システム系統図(物理)】

再現環境システム

・構成は「Tak BDC → Axe-Fx II → CARVIN "DCM200L" → Marshall "1960A" → SHURE "SM57" → STEINBERG "UR-RT2"」です。

Gibson “Tak Matsumoto Double Cutaway Brown Burst”
準備中

Fractal Audio Systems "Axe-Fx II" (プリアンプ/マルチエフェクトプロセッサー)
準備中

CARVIN "DCM200L" (パワーアンプ)
準備中

Marshall "1960A" (キャビネット)
サウンドハウスで見る
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SHURE ( シュアー ) / SM57
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STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR-RT2
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【3-2. プリセット設定値】

プリセット名:Heero B'z XTC Sol 03-04.syx、シーン:5
Ampブロック:Euro Red (元モデル:Bogner "Ecstasy (Red ch)" )
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Driveブロック:T808 OD (元モデル:Ibanez "TS808 Tube Screamer" )
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Cabブロック:4x12 1960A G12M(RW) (元モデル:Marshall "1960A")
※イヤモニ/ライン出力用のため、パワーアンプ&キャビネット接続のみの場合は不要
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Reverbブロック:Medium Room
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Delayブロック:Analog Mono
※ソロ用プリセットでは、音色の広がりの為に使用
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Mixerブロック:元モデル無し
※前段で分けた信号を任意の割合で纏めています。各ブロックの出力で調整してもよいのですが、後からバランスを変えたい場合にミキサーで調整可能にしておいたほうが、便利です。
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GEQ1ブロック:モデル名無し
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GEQ2ブロック:モデル名無し
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GEQ3ブロック:モデル名無し
※イヤモニ/ライン出力用のため、パワーアンプ&キャビネット接続のみの場合は不要
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GEQ4ブロック:モデル名無し
※パワーアンプ&キャビネット接続向け音色の補正用、普段は不使用
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PEQ1ブロック:モデル名無し
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PEQ2ブロック:モデル名無し
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PEQ3ブロック:モデル名無し
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PEQ4ブロック:モデル名無し
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4. プリセット使用動画

チャレンジ結果

・掲載プリセットを使用した演奏動画を掲載します。

1. ALL-OUT ATTACK (SHOWCASE 2007 -19- at Zepp Tokyo)

※Youtube Liveより抜粋

2. FRICTION

※Youtube Liveより抜粋、映像ズレしてますが…

3. アラクレ (Typhoon No.15 LIVE-GYM The Final Pleasure IT'S SHOWTIME!! in 渚園)

※Youtube Liveより抜粋、映像ズレしてますが…

【補足】
・演奏レベルはご勘弁を…
・DAW上の処理は音量調整とパンニングのみです
・音色を聞き取りやすいように、「自分のギターを左に20%パンニング」しています
・音量にはご注意ください。また、音量によって聞こえ方が変わります
・楽曲のライセンスは、楽曲の提供元に帰属します

5. 今回のまとめ、次回について

【今回のまとめ】

設定値公開により、違うメーカや機種をご使用の方におかれましても、音色コピー/再現の役に立てれば幸いです。

手前味噌にはなりますが、楽曲やアンサンブルに混ぜた場合は割とイイ線いっているのではないでしょうか。引き続き精進いたします。

【次回について】

・2021年作成版他プリセットの公開、年代毎の音色分析、B’z / Takの機材情報、等を考えています。


ご覧頂きありがとうございました。

ではまた。

ひいろ

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