【音色カバー】B’z "アラクレ (Typhoon No.15)"にトライ!
こんばんは、ひいろです。
前回は“孤独のRunaway -Mixture style-“にて、どの程度音色を似せられるかを検証しました。
【音色カバー】B’z “孤独のRunaway -Mixture style-“にトライ!
そこで、今回は趣向を変えてライブ版の音色カバーにトライすると、どの程度似せられるのかを掲載します。
(画像等は準備でき次第、順次追加していきます)
- 【目次】
- 本記事の背景、目的
- 環境、構成
- 検証
- 今回のまとめ、次回について
本記事の背景、目的
【Takトーン実現に向けて】
・以前似たような事を記載しましたが、使用機材を知るのが目的ではなく、「ライブで如何にTakトーンを実現するか」というアプローチを本ブログでは目指しています。そこで、これからの音色コピーにあたり「どうすれば、(Tak氏と同じ機材を揃えるのではなく)ライブハウスによくある機材や、市販機材でTakトーンを実現していけるか」という点を確認します。
また、留意点として
・ライブハウスに大抵あるMarshall "1960A"を想定して音作りしています。
・Double Cutaway Brown Burst用で音色を作っているので、他ギターですと多少合わないかもしれません。
・家での録音のため、音量は控えめ、ノイズが混じります、ご了承ください。
・言い訳ですが、マイクレコーディングのノウハウ積んでいる最中で、巧くはないです。
・音量調整と低音カット(バッキング、リード共にハイパスフィルターで80hzより下を-10db)をしてますが、マイクの位置等はほぼ同じです。
・お聞きになる環境や好みにより、聞こえ方が変わると思います。
・Axe内の構成は、複雑なため別記事にて紹介いたします。
環境、構成
【システム系統図】
BDC or Burst → Axe-Fx II → CARVIN DCM200L → Marshall "1960A" → マイク →TRI-CAPTURE
キャビネットは一般的な方が参考になると考え、Marshall "1960A"を使いました。
マイク位置は、オンアクシスです。
※オンアクシス…キャビネット内の対象スピーカーの中心に対し、垂直かつ真近くにマイクを立てること。複数あるマイク設置方法の中で、一番明るくアタックのある音を録音できます。
【使用機材】
Gibson “Tak Matsumoto Double Cutaway Brown Burst”
Gibson "TAK Matsumoto Les Paul Tak Burst"(2003年製)
Fractal Audio Systems "Axe-FX Ⅱ"
CARVIN "DCM200L"(パワーアンプ)
Marshall "1960A"(キャビネット)
SENNHEISER "E906"(マイク)
また、キャビネット内のスピーカーは、MarshallはCelestion "G12T-75"を載せています。
メーカーサイト『Celestion G12T-75』
参考に、スピーカーとマイクの周波数レスポンスを掲載しておきます。
・Celestion "G12T-75"
・SENNHEISER "E906"
検証
【検証動画】
2動画共に、原曲を左に30%、自分のバッキング及びリードを右に30%振りました。
【動画構成】
0:00~…B’z "アラクレ (Typhoon No.15)" の2サビ~ギターソロ終了
※1つ目の動画…ギター:BDC
※2つ目の動画…ギター:Burst
(2動画共に、マイクは全てはE906です)
今回のまとめ、次回について
【個人的な意見としては】
この年代の音色を目指しているのですが、市販機材でも割と近しい音色を作れたのではないでしょうか。また、前回のCDにおける音色カバーよりも、やはりDVD版の方が重ねた際に耳馴染みがよく感じます。しかし、先に弾いたBDCでは、イマイチ音の広がりを追いきれなかったと感じました。そこで、Burstで改めて録音したところ、キレイに音が広がり多少近付いたのではと感じています。やはり元がBurstなため、ぶわっとした音の広がりはBurstの方が似てる印象です。以前の比較動画で、ギター毎の違いが判らないと記載しましたが、楽曲に混ぜると少し印象が変わりました。とは言え、自分的には言われて気付く程度ですが…。
【総じて】
前回の動画も含めて、音色を近付けることは、かなりの程度まで基本的にはアンプの調整で可能と考えます。しかしながら、最後まで追い込むにはギター含めて、かなり追い込まなければ、中々難しいという実感を得ることも出来ました。とは言え、個人的にはブライドテストで判るかどうか怪しく、言われれば「確かに!」という程なので、こだわりの領域ですね…。
【次回について】
時間を作り次第、他の曲の音色カバーを予定です。
ご覧頂きありがとうございました。
ではまた。
ひいろ
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