【比較】マイク SM57、E906、Galaxy N8、HDR-MV1 (B’z 孤独のRunawayにて)
こんばんは、ひいろです。
おかげさまで、Tak氏の機材を各年代の詳細まで凡そ把握出来てきました。
(B’z/Tak機材記事、お役立ちサイト一覧はこちら)
そこで、今回は次の段階に向けて、録音マイク比較情報を掲載します。
(画像等は準備でき次第、順次追加していきます)
【目次】
本記事の背景、目的
【マイクによる差の検証】
・B’zのTak氏が、ライブにてマイクをドライとエフェクト用で使い分けているのを知り、マイク差を把握したく実験しました(2013年ライブ『Endless Summer』時のマイク2種)。また、参考として最近のスマホやレコーダともほぼ同条件で比較しました。
【Takトーン実現に向けて】
・以前似たような事を記載しましたが、使用機材を知るのが目的ではなく、「ライブで如何にTakトーンを実現するか」というアプローチを本ブログでは目指しています。そこで、これからのトーンコピーにあたり「実はマイクも音色の大きな一要素」という点を確認します。
また、留意点として
・家での録音のため、音量は控えめ、ノイズが混じります、ご了承ください。
・言い訳ですが、初マイクレコーディングのため巧くないです。これからノウハウ積んでいきます。
・音量調整はしましたが無加工で、4機種共に同じ設定です(マイクの位置もほぼ同じ)。本来はバンド構成に合わせて、ミックス時にもっと低音をカットしたりします。
・お聞きになる環境や好みにより、聞こえ方が変わると思います。
・Axe内の構成は、複雑なため別記事にて紹介いたします。
環境、構成
【システム系統図】
ギター → Axe-Fx II → CARVIN DCM200L → Marshall 1960A → マイク →TRI-CAPTURE
マイク/スマホ/カメラ位置は、オンアクシスです。
※オンアクシス…キャビネット内の対象スピーカーの中心に対し、垂直かつ真近くにマイクを立てること。複数あるマイク設置方法の中で、一番明るくアタックのある音を録音できます。
【比較対象】
SHURE SM57 (Tak氏は空間系エフェクト用として使用)
SENNHEISER E906 (Tak氏はドライ用として使用)
Samsung Galaxy Note 8 (私用スマホ)
SONY HDR-MV1 (バンドでよく使用される)
比較
【比較動画】
【動画構成】
0:00~…SHURE SM57 (Tak氏は空間系エフェクト用として使用)
0:19~…SENNHEISER E906 (Tak氏はドライ用として使用)
0:40~…Samsung Galaxy Note 8 (私用スマホ)
1:00~…SONY HDR-MV1 (バンドでよく使用される)
参考に、マイクの周波数レスポンスを掲載しておきます。
・SHURE SM57
・SENNHEISER E906
今回のまとめ、次回について
【個人的な意見としては】
・SM57…よく聞く音の気がしますが、高域が少し刺さりイマイチ使いづらい印象。ただし、ソロはキレイに抜ける印象です。高域が綺麗に拾えるので、空間系に使用されるのも納得です。
・E906…一番好みで、特にバッキングの音が好きです。なんとなく鼻つまみサウンドになり、すんなり聞ける印象です。
・Samsung Galaxy Note 8…線が細めですが、想像以上によく取れていると思います。指向性が弱いために付近のピッキング音等も拾ってしまうので、ミックス等には使いづらいかもしれません。ただし、自分の音を客観的に後からモニターしたい場合には十分役立つのではないでしょうか。
・Sony HDR-MV1…かなり綺麗に撮れてると思います。マイクは取る位置や対象との距離によって音が変わってしまうので、映像を重視するか、録音を重視するか…。
ちなみに耳で聞くのと一番似ていると感じるのは、Sony HDR-MV1でした(聞く距離にもよりますが)。
【総じて】
キャビネットからの録音は、やはりマイクを選び、好みに合わせたほうが良いと考えます。
留意点にも記載しましたが、本来はバンド構成に合わせてミックス時に低音をカットしたりしますので、このままではベース等とぶつかって抜けないでしょうが、今回はあくまでマイクの比較として、ご了承ください。
【次回について】
時間を作り次第、キャビネット比較、ギター比較も予定です。
ご覧頂きありがとうございました。
ではまた。
ひいろ
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